自慢のペットを飼うと、一緒に外出したり、おさんぽにも行きたくなりますよね。
それ自体は良いことですが、動物の場合は外出や散歩でも注意が必要。
無理をさせないよう最低限の知識を持ってペットをお迎えできるとよいですよ。
このブログは、飼育歴7年になるネザーランドドワーフのことを中心に発信中。
うさぎの飼育を検討中や、飼育を始めた方の参考になりますように!
うさぎは直射日光に弱い?
うさぎと一緒に散歩すること、通称うさんぽ。
飼っている人の間では必ず使われる言葉です。
ペットがひょっこりとペット専用バッグから顔を出しながら公園などを歩いたり、可愛い自慢のリードをつけて遊ばせたりするのですが実は注意も必要。
外に連れて行くと、いつもより広い場所で飛んだり走ったり楽しそうにするので、ついつい遊ばせてしまいますが、実は長時間の日光浴は推奨されていません。
うさぎは、上昇した体温を自分自身で外に逃がす苦手です。
外の気持ちよさから走り回りますが、自分でも気づかないうちに熱中症になる場合があります。
我が家のネザーランドドワーフ
つい先日、ちょっとヤバい事件が起こりました!
私の両親が良かれと思ってやったことを共有しますが、ペットを飼うにはその動物の特性を理解しておくことが必要だという学びです。
ネザーランドドワーフの日光浴
我が家のネザーランドドワーフはもちろん室内で飼っています。
冬が終わって春を迎えたころ、天気もよく外が気持ちよかったので、久しぶりに我が家のネザーランドドワーフを庭に出してあげました。
天気もよかったので、気持ちよさそうにサークルを走り回っています。
その時は、10分から15分ぐらい自由に遊ばせてあげて「やっぱり気持ちよさそうだね」と一緒にいた70代の両親と話していました。
その2週間後ぐらいに私の仕事中に父親から電話。
仕事中に電話してくることなんてないので、「何ごと?」と電話にでると、
「ネザーランドドワーフの病院はどこに行ってる?」と。
よく聞くと、我が家のネザーランドドワーフを日光浴させていたら、「ぐったりして明らかに様子が変だ」とのこと。
水も飲まず、好物の人参の葉っぱも食べず、ブルブル震えていたそうです。
その日は、今年最高温度を記録して26度。
4月の初旬にしてはかなり暖かくなった日の朝10時頃です。
まだ朝だったし20度あるかないかぐらいで、そこまで暑いと感じていなかったため、その時点ではピンときていませんでした。
病院連れていくというので、いつもの病院を教えて、その時は電話を切りましたが今日は日曜日。
「あ今日、お休みだ」と思い、他の病院を調べて場所を連絡していたら、「いつもの様子に戻って座っているから様子を見ます」と。
その時は、それで一安心して仕事を終えて帰宅しました。
自宅で詳しく聞くと、
- 日光浴(直射日光)で1時間ぐらい遊ばせた(放置)。
- ぐったり横に寝そべって身体が固まっていた。
- 身体に触れても動かない
正直ここまでは今までに見たことがない症状。
「それ、かなりやばい状況だったな」とあとで知りました。
※今は元気になってピンピンしています。
長時間の日光浴は注意
我が家の庭は日当たりがよく、陰がありません。
そこにサークルを広げて遊ばせながら、ケージを掃除してくれていました。
約1時間、陰のない場所で直射日光を浴び続けていたことが原因ですが、木陰になる植物や小屋があれば自分で直射日光を避けるので大丈夫だったと思います。
真夏ほど暑くはなかったけど、20度超えの直射日光は要注意です。
人間と同じで年齢でも体力は落ちます。
広いケージだと走り回って遊んでいますが、人間で例えると、すでに初老に差し掛かっている年齢。
年齢とともに体力は落ちていくので、1年前は大丈夫だったけど今現在は体力が落ちているかもしれません。
一緒に外出したら注意すること
“うさんぽ”で注意することがいくつかあります。
- 長時間は避ける
- 人とうさぎの体感温度は異なる(熱を外に放出するのが苦手)
- 地面を歩かせる時はアスファルトの照り返しに注意
①と②は、記事内で説明をしています。
③については、結構見落としがちの注意。
関東に住んでいた時、街中のアスファルトを歩かせている飼い主がいて心配になりました。
人よりも暑さに弱いペットなので、人との体感温度よりは全然違うと肝に命じましょう。
まとめ
ということで、ネザーランドドワーフの日光浴のお話でした。
この時は両親もビックリしたらしく、しばらく日光浴をすることはないでしょう。
両親が気づくのがあと30分でも遅かったら、ちょっとヤバいことになってたかもしれません。
ほんとに良かったー
暑い季節のうさんぽには注意してくださいね。