ネザーランドドワーフは、色の種類も多く、どれを飼おうか迷ってしまいます。
「オレンジ系も可愛いし、白も可愛いし。。」
この記事では、小さくて可愛らしいネザーランドドワーフの色の種類と、あなたにぴったりなうさぎの選び方を紹介。
色選びから初期飼育の基本まで、お迎えするうさぎとの新しい生活が待ち遠しくなること間違いなしです!
このブログは、飼育歴7年になるネザーランドドワーフのことを中心に発信中。
うさぎの飼育を検討中や、飼育を始めた方の参考になりますように!
ネザーランドドワーフの魅力
うさぎ飼いの中でも人気の高いネザーランドドワーフ。
何と言っても魅力は、小さい体と愛くるしい顔、喜怒哀楽の感情表現が豊かなこと。
色の種類も多く、自分好みの色を選べることも人気の理由です。
うさぎの色のパターン
ARBAで認定されているうさぎの色は主に6パターン+1パターンに分類されています。
セルフ
全身の毛色が同色なのが特徴。
生え際から毛先までと、顔周りやお腹なども全身がほぼ同じ色です。
シュッとしたスマートな印象で、出木杉くんが飼ってそうなイメージ。
シェイテッド
特徴は、顔や鼻周り・足先の色が濃くお腹に向かって薄くグラデーションがかかった色です。
濃い色の部分が黒や茶色系の場合が多く、セルフとは反対でボテッとした可愛さ。
強いていうならジャイアンが飼ってそうなイメージですかね。
アグーチ
こちらは、生え際から毛先まで、1本の毛に何色か色が含まれているのが特徴です。
人気のリンクスなども含まれます。
タンパターン
基本は単色で、顎の下や首の後ろ、お腹にかけて白色やオレンジ色に覆われているのが特徴。
顔のシルエットがわかりやすく、表情が際立って見えるため個人的に好きなパターンです。
ちなみに私が7年飼育しているネザーランドドワーフは、チョコレートオターです。
ブロークン
基本の色は白ですが、斑点模様で色がまだらに入るのが特徴。
なんとなくドジそうな印象で、ゴロンと寝転ぶ姿も可愛いと思います。
ワイドバンド
同系色で身体全体を覆われて、同系色の薄色が目の周りや顎まわり、お腹周りにあるのが特徴です。
一見、身体全体が同じ色味に見える、フォーンやオレンジなどがあたります。
その他
紹介したパターンに属さない色のパターンは、AOV(エニーアザーバラエティー)と呼ばれます。
色もパターンも多いネザーランドドワーフだけに、配合によって珍しい色が生まれることもあるらしいですよ。
色の種類一覧
ネザーランドドワーフの分かりやすい色の種類をいくつか紹介します。
私が飼っているネザーランドドワーフはチョコレートオターの一匹だけ。
他の色が紹介できないので、私が普段インスタで見ている可愛いうさぎを紹介しながら色紹介!
ホワイト(♀)
真っ白うさぎ。
全身が白一色で顔周りから、お腹まで同色のセルフというパターンです。
雪のような白さで、最もポピュラーに想像するうさぎの色。
こんなに白いのは珍しいかも。
セーブルポイント
セーブルポイントも少なかったので、広島県のペットショップで紹介されていたネザーランドドワーフ。
シェイテッドというパターンで、顔周りや足先の濃い色の部分が、ちょうど良いグレー。
品があって可愛いセーブルポイントですね。
リンクス(パピカくん♂)
横にゴロンとなる姿が可愛いパピカくん。
1本の毛に何色も色が含まれるアグーチというパターンです。
インスタで見てると頻繁にお腹を見せててほんとに可愛いし羨ましい。
オパール(♂)
グレーと薄い茶色が混ざったオパール。
こちらもアグーチのパターンです。
珍しいのかインスタでもあまり見ることがなく、うさぎ専門店さんのインスタからお借りしました。
正面のお顔が可愛い!!
チョコレートオター
我が家の色は、チョコレートオターです。
チョコレート色がベースで、顎の下やお腹周りが白+オレンジ色がかったタンパターン。
頭の後ろも白+オレンジが入ってます。
グラデーションが分かりやすい写真ですね。
オレンジ(さくまるくん♂)
いつもダラダラしてる姿がポストされていて、飼い主に完全に気を許してるさくまるくん。
パターンは、同系色で身体全体を覆うワイドバンド。
我が家のうさぎはあまりゴロンをしないので、可愛くてつい見てしまいます。
色を選ぶポイント
いくつか色を紹介しました。
オレンジなどの分かりやすい色でも、実はタンパターンになっていたり見分けが難しいのもありますよね。
ピンポイントで「この色!」と決めて購入にいくと、お店にいなかったり、中々出会えなかったりします。
基本的に、色で性格には影響はしません。
オレンジ系、白系、ブラウン系、グレー系などざっくり決めておき、あとは店頭で可愛いかどうか?健康かどうかで選ぶようにしましょう。
購入する前の注意
購入する時は、色の選択も大切ですが、そもそも健康かどうかもとても大切です。
健康についても、最低限は気をつけて欲しいことをまとめます。
成長した時の毛色
我が家の場合、成人してから毛色が少し濃くなったように思います。
ベイビーの時の色から、少し色が濃くなる可能性があることを念頭に。
お店の環境
生まれたばかりのうさぎが販売されていることが多いですが、赤ちゃんうさぎを飼育している環境でお店の扱いがわかります。
お店の中が掃除されているか?ケージの中が不衛生ではないか?など、毎日掃除をされてるかは気になるところ。
生まれたばかりのうさぎは、色んなストレスを感じるので清潔感は大切です。
ケージに近づく
可愛いうさぎを見つけたら、ケージに近づいてください。
好奇心で寄ってきてくれるうさぎや、警戒して逃げるうさぎは正常です。
反対に完全に無反応のうさぎは、少し気になりますよね。
仮に健康だとしても、好奇心旺盛だったり臆病な方が、飼育していても可愛く感じられるかもしれません。
うんち
排泄物は健康のバロメータです。
うんちが丸く一定のサイズだと健康です。
反対にサイズがまばらだったり、形がバラバラだと避けた方が良いかもしれません。
見た目
見た目で気をつけたいのは、目と鼻、耳、そして歯です。
うさぎの目はぱっちりとしてきれいな目をしていますが、目ヤニや涙が出ているようだと警戒のサイン。
耳の中と鼻も同様に、汚れている、極端に乾燥している、鼻水で湿っている、という症状が見受けられたらやめときましょう。
通常生後1-2ヶ月のうさぎさんには、この症状はでないと思います。
歯は、お店で見ることは難しいかもしれませんが、店員さんが見せてくれるなら見せてもらってください。
曲がっていたり、変な方向に伸びていると、あとあと大変かも。
うさぎはずっと歯が伸び続ける動物なので、歯がズレていると食べることが困難になり健康を損ないます。
ただし健康は、見ただけではなかなか判断できませんよね。
だからこそ、最低限の見える範囲で気をつけましょう。
飼育の基本
購入をしてお家にお迎えしてから初期の飼育について。
おそらくお迎えは生後2-3ヶ月ぐらいからになると思いますが、まだまだ幼いうさぎを飼育する時に気をつけること。
初期のケア
飼育初期のケアで気をつけたい点は4つ。
- 適度な運動
- 水分補給
- 生活リズム
- トイレトレーニング
適度な運動
子どもの頃は、活発にぴょんぴょん飛び回って、それがまた可愛い。
時々ケージから出して広い場所で思い切り、飛んだり跳ねたりしてもらいましょう。
子どもでも、想像以上に俊敏に走りますし、たまにぴょんと飛んだ瞬間を撮れるシャッターチャンスがありますよ。
水分補給
お家にお迎えした初日は警戒心か、飲み方がわからなかったのか、水もなかなか飲めませんでした。
2日目からは飲みましたが、なかなか下手っぴだったので最初は注意が必要です。
生活リズム
うさぎは夜行性の動物です。
人間とは違うので、日中ずっと構い続けるとリズムが壊れてストレスを抱えます。
出来るだけ日中はゆっくりさせてあげましょう。
トイレトレーニング
トイレする場所を覚えさせるのが最初の難関。
うさぎ自身が落ち着ける場所は、実はケージの配置で変わります。
落ち着いてトイレできる場所を見つけて、ちょうど良い環境を作ってあげましょう。
トイレトレーニングについては、別記事で詳しく紹介しますね。
必要な飼育用品
できればお迎え前に飼育用品をお家にそろえておきたい。
ケージやトイレ、お水用ボトルに加えて、掃除用品やうさぎのケア用品もあります。
飼うのに必要なもの一覧を別記事にまとめていますので、そちらも読んでみてください。
健康管理
最初の健康管理は、とにかく食欲と排泄物です。
この2点をしっかり注意して観察してください。
この健康管理も、別の記事でまとめますね。
まとめ
うさぎの毛色の種類と色の選び方をお伝えしました。
飼いたいと思う色は、人それぞれだと思います。
私も最初は「オレンジ系がいいなぁ」と思っていましたが、購入したうさぎ専門店の店長さんがうさぎ愛に溢れた優しい人だったことと、ケージの中で元気に動き回って可愛かったチョコレートオターに決めました。
7年経った今でも元気でいてくれてるので、選んで良かったと思っています。
あなたも可愛いネザーランドドワーフと巡り会えますように!