初めてうさぎを飼うって不安ですよね。
- どんな性格なの?
- マンションでも大丈夫?
- 排泄物はどうなの?
こんな疑問を持つ方に、ネザーランドドワーフ(メス)飼育歴7年の私が上手な付き合い方をお伝えします。
このブログは、飼育歴7年になるネザーランドドワーフのことを中心に発信中。
時々、「田舎暮らしのススメ」「大人の学び」でのテーマも書いてます!
こんな方におすすめの記事です。
- ネザーランドドワーフを
飼育しようか迷っている - ネザーランドドワーフを
飼い始めたばかり
ネザーランドドワーフの基本情報
ネザーランドドワーフは、うさぎの中で一番体格が小さい品種。
ホーランドロップと並び、飼いうさぎで人気品種の基本情報です。
品種の始まり
ネザーランドドワーフの誕生はオランダ(netherland)。
小さい耳で小型のポリッシュと野生のアナウサギが配合されたのがネザーランドドワーフです。
このうさぎは、アメリカン・ラビット・ブリーダーズ・アソシエーション(ARBA)に認定され、海外ではペットショーやラビットショーの出店目的で飼われることが多いそう。
性格の特徴
一般的に言われる性格は、好奇心旺盛で活発だけどビビリな面もあると言われます。
しかも感情表現が豊かで、飼っていると表情で喜怒哀楽がわかってくるので、本当にかわいい。
人懐っこいと言われますが、個体差はありそうです。
我が家のネザーランドドワーフは、慣れてはいるけどある程度距離をとってる感じですね。
本来は夜行性なのに、子どもの頃に遊んであげる時間が日中ばかりだったことで警戒されたように思います。
身体は小さくても活発なので、それなりにスペースを用意してあげたいところ。
うさぎ飼育の基本
飼育するためには知っておきたい基本情報です。
住環境
ペットとして飼育するのに必要なものです。
- 飼育用ケージ
- トイレ
- ウォーターボトル
- 牧草入れ
- ペレット(ラビットフード)
- 牧草(チモシー)
最低限必要なものは、これくらいです。
特に飼育用のケージは、多くの人がサイズ選びで悩みます。
一番多いのが、幅60cmと80cmのものがあって家の設置する場所や掃除のしやすさなどを考慮しながら選んでいます。
SANKOのケージについては別記事でも紹介しているので、こちらも読んでみてね。
食事と牧草(チモシー)
うさぎの主食は牧草(チモシー)です。
食べて腸を整えることに加えて、伸び続ける歯を削る役割もあるのでケージ内に常備しておいてください。
食べる量はどれくらいが適切かというと、最初はとにかくいっぱいです(笑)
常に食べているので、十分に補充しながら適量を覚えてください。
チモシーの種類には、1番刈りや2番刈りの他にシングルプレスやダブルプレスなど、数種類に分かれます。
それぞれ違いについては、また別記事でご案内しますね。
そして1日2回、朝晩に食べさせているのがペレット。
(ラビットフード)これも原料は牧草ですが、牧草にいろいろな原料を加えて、小さく固めたものをペレットといいます。
ペレットは、主食の牧草では補えない栄養を補助する副食。
うさぎはペレット好きが多いので、ペレットを多くあげる方もいますが、飼いうさぎでは補完できない栄養を取るためで、あくまでも主食は牧草だと思ってください。
日常のケアと管理
うさぎに限らずペットを飼うには、ケアや管理する手間がかかります。
その手間を考えずしてウサギを飼うと、飼育中にミスマッチだーとなるので要注意。
日常のケアと管理について、しっかり認識した上でネザーランドドワーフの飼育を始めたいですね。
清潔の維持
実はこの清潔を維持するのが、一番大変です。
トイレ掃除
我が家では、ケージ内に三角トイレを置いてます。
毎朝仕事前がトイレの掃除時間。
基本トイレで糞尿をしてくれるけど、ときどき思わず糞が出ちゃうみたいで、毎日ケージの中にも糞が転がっています。
※足の予防でケージの床面にマットを敷いてます。
この糞を取り除きながらトイレの排泄物を捨て、ニオイ消しスプレーと一緒に汚れを拭き取る。
新しいトイレシートとトイレ砂に取り替えて終了です。
このトイレ掃除は毎日のケアになります。
ケージ掃除
ネザーランドドワーフは、毛が細く細かいため、よく見るとケージ内に毛が溜まります。
さらに毎日のケアで取りきれない糞尿の汚れもしっかり落とす。
我が家では、月に1-2回程度、ケージを丸洗いしています。
一度別のサークルにうさぎを移動させ、床面のマットや床下の引き出しを全部洗い流す。
洗濯済みの新しいマットに変えて、嬉しそうにゴロンと寝転ぶ姿が可愛い。
爪切り
爪も伸びるので1-2ヶ月に一度のペースで爪を切ってあげています。
特に足の爪が伸びると、伸びた爪をかばうように歩くため、かかとに負担がかかって、“ソアホック”という病気になりやすいので注意。
ソアホックについては、こちらの記事を参考にしてください。
爪切りは、最初だけうさぎ専門店でやっていただきました。
たしか1000円ぐらいだったかと。
その時に一緒にやり方を教えてもらい、それ以降は自分でやっていて、うさぎさんも慣れてくれてます。
近くに動物病院やうさぎ専門店がなくてもセルフで可能です。
その他
あとネザーランドドワーフ自身の身体は、月に一度程度でお尻と足裏を軽く拭き取ってあげます。
ケージの床にマットを敷いているため、転がった糞に座ったり踏んだりして少し汚れて、毛が固まってるんですよね。
それを濡れたタオルで拭き取ってあげます。
基本的にネザーランドドワーフは、キレイ好きなので自分で毛づくろいをして清潔にしています。
身体が汚く感じることはありませんので、お尻まわりと足裏だけで大丈夫だと思います。
健康管理
次に健康管理です。
毎日の監視
基本的にネザーランドドワーフのような草食動物は、病気や体調不良が外部にバレないようにする習性があります。
普通に飼っていると体調不良に気付けないことがほとんど。
注意するのは、排泄物の形状と食事です。
起こりやすいのは糞の形が小さくなったり、形が不揃いになったり、量が少なくなるという変化。
毎日しっかりトイレ掃除をしていると、いつもと違う変化に気づきやすくなります。
糞の形状変化は、ちょっとしたストレス等でも起こるので、バラメータとして気付けるようにしましょう。
食事はペレットを与えると勢いよくムシャムシャ食べるのが普通ですが、食いつきが悪く(遠慮がちに食べる)なったり、毎日10分で食べていたペレットに30分かかる、少しだけ残す等の変化です。
このような排泄物と食事の変化を感じたら、健康面に何かある可能性があります。
しばらく様子をみて、変化が続くようだったら動物病院に連れて行ってください。
うさぎのしつけ
我が家のしつけは、生後1年ぐらいで完全に不要になりました。
そのあとは、環境がガラッと変わった時に、再度しつけをやった程度です。
トイレトレーニング
トイレトレーニングは、少し時間がかかりました。
毎日できるだけ清潔を維持するためには、毎回トイレで排泄物をしてもらいたいですよね。
トレーニングで気をつける2点が、糞尿のニオイとケージのレイアウト(スペース)です。
まず自分の糞尿のニオイがする場所をトイレと認識するので、おしっこを拭き取ったティッシュをトイレに紛れ込ませること。
そして、うさぎが一番落ち着く場所を理解すること。
うさぎは自分が暮らすスペースの中を、自分なりにテリトリーにします。
自分だけでくつろいだり遊んだりする場所、ご飯たべる場所、トイレする場所を、外の環境も見ながら決まるようです。
詳しくはまた別記事にまとめますね。
くつろぐ場所はココ、トイレはココとうさぎさんが決めた場所を探って、そこにトイレを配置するのが一番簡単だと思います。
部屋んぽ
ケージを開放して部屋の中で散歩することを“部屋んぽ”と言われます。
部屋の中を自由にすると、どうしてもテレビ裏など手の届かない場所にいき、落ち着いてそこでくつろいだりします。
困ったことにうさぎは、電源コードなどの配線をかじるのも好きなので注意!
行かれては困る場所を遮断していけないようにするか、室内にサークルを配置して、そのサークル内で部屋んぽをしましょう。
うさぎとの遊び方
最後にうさぎとの遊びについて一点だけ。
関係性を築く
これは私の失敗談です。
うさぎを飼い始めた当初は、テンションが上がって日中ずっと構って遊んでいました。
しかし記事にも書いたようにうさぎは夜行性です。
日中ずっと構っていると、警戒心を作ってしまったらしく、後ろを着いてきたり、くっついて来たりしなくなりました。。
そういう性格なのかもしれませんが、できれば日中はゆっくりさせてあげて、活発になってくる夜に遊んであげると良い関係性が築きやすいとおもいますよ。
まとめ
この記事では、ネザーランドドワーフの基本情報、うさぎの飼育、日常のケア、うさぎのしつけについてまとめました。
インスタなどでネザーランドドワーフ見ると、めちゃくちゃかわいくて飼育したくなりますよね。
健康管理や日常のケアは大変そうに感じるかもしれませんが、すぐ慣れますし、それ以上に可愛さに癒やさることばかりですよ。
他にもネザーランドドワーフ飼育の経験を記事にしてますので、読んでみてね。
私もこれから部屋んぽして、寝ます!
おやすみなさい。
リンクまとめ
本記事で紹介したリンクのまとめです。